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【出版社 高陵社】
生きることの意味とは!?
26歳で自ら命を絶った金子みすゞ。その最後の一日を描いた三遊亭圓窓の創作落語「みんな違って」が遂に電子版でリリース。
金子みすゞ没後80年。一人娘ふさえを残して、二六歳の若さで自殺した詩人金子みすゞさん。そのみすゞさんの最後の一日を描いた、圓窓師匠の「みんな違って」は、みすゞさんの心の奥底まで掘り起こし、胸を打つ言葉として感動を広げます。
【作者紹介】
三遊亭圓窓(さんゆうてい えんそう)
東京都出身。昭和34年、八代目春風亭柳枝に入門。のちに六代目三遊亭圓生の門下となり、昭和44年に“三遊亭圓窓”を襲名。真打ちになってすぐ、「圓窓五百斬り聴く会」を開き、五百席の捜索落語に挑戦。28年後の平成13年3月9日達成。著書には小学生を対象にした『おもしろ落語図書館 全10巻』、『人の話の聞き方入門』『落語の授業』『日本人が忘れちゃいけないこの落語』など多数ある。また、小学校の教科書に圓窓作『ぞろぞろ』が載り、各地の小学校で落語を聴かせ、話題を呼んでいる。ほかにも文学作品を脚色して語るなど、さまざまな分野で話題を提供しながらも、生の落語を鑑賞する人を一人でも増やしたいと願って、古典、新作を問わず落語の普及に東奔西走している。
外村 節子(とのむら せつこ)
兵庫県出身。銀座、松戸、郡山で『絵手紙のある暮らし』と題して絵手紙教室を主宰。平成16年から20年まで、「この人に学びたい・いのちのバトン」のコーナーでは、5年間にわたって60人のインタビューをする。その最終号でインタビューをしたのが三遊亭圓窓師匠であった。また、切り絵やイラストなどで、さまざまな書籍の挿絵も手掛けている。